2008年11月30日

<中村紀洋>「気持ちは残りたかった」

今季3位に終わったことでチーム事情も変わった。落合監督は来季から守備重視の方針を打ち出した。三塁で2年連続7回目のゴールデングラブ賞を獲得した中村紀も守備範囲の狭さを指摘され、ウッズの退団で空く一塁に回って若手らとの競争が求められた。

 25日の初交渉で2年契約、総額3億円を提示し、三塁起用が濃厚な楽天の条件は中村紀の希望にかなったものだった。今年から球団内で年俸ランク11位以下の日本人選手はFA移籍の際に旧球団へ補償が不要となり、今季推定年俸5000万円の中村紀は補償が不要とみられている。

 現役時代に自らもFA権を行使した落合監督は、中村紀の入団時を振り返りながら「あそこで野球生命は一度断たれていた。育成から(支配下)選手になり、取ったFA。大手を振って楽天に行けばいい」と送り出す。

 通算2000安打まで、あと361本に迫る。「楽天には近鉄時代の旧友もいる。いろんなことを教えてもらいたい」と中村紀。野村監督のラブコールに応え、新天地でもう一花咲かせられるか。
posted by さき at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴルフ

2008年11月25日

すごかったですね、遼クン

飲み屋に行っても人々が話題にしている。石川遼のこと。前週のダンロップフェニックスで2位になった。世界ランキングが発表されて、前週の117位からジャンプアップ、世界67位にランクされた。36位の片山晋呉、5月に米ツアーで初優勝した今田竜二の62位に続き日本人3番目の評価だが、興味を持たぬ“一般ピープル”まで巻き込んだブームアップがすごい。

 トーナメント会場で聞こえてきた言葉。「ホント、歩く姿勢、背筋がピントしていいわね」。声が飛ぶ。その先に必ず視線を送ってほほ笑む。一礼する。だから「礼儀正しいワ」と…。サインも「子供だけね」と断りを入れるが必ず応じる。他の男子プロがムスッとしてやるのとの違いが見られる。最近は遼の背中を見て? 気軽にファンサービスしてはいるが…。

 態度だけではない。その魅力は「挑戦」であろう。たとえば、ダンロップでは332ヤードのパー4では連日、ドライバーでワンオン狙いを続けた。「戦略性を考えて」と“刻み”を勧める人も多いが、遼はロマンを選んだ。最終日最終ホールの第2打、距離を出すにはバンカーのアゴが邪魔になる。高さを出すには、「その先に張り出している幹のような松の枝が邪魔になるので、5Wでフックをかけて」(石川)バーディー。その技術吸収能力に「見るたびにうまくなってる。まるでスポンジのようだね」と解説をしていた青木功プロの言葉が象徴している。

 確かにゴルフにはまだ粗い部分がある。データでもフェアウエーキープ率は51・13%で69位、パーキープ率も80・63%の53位と低迷するが、常に前を向くアグレッシブさが魅力であろう。バーディー率(1ラウンドの平均数)は3・87個、B・ジョーンズの4・05個に次いで2位。パーブレーク率(バーディーかそれより良いスコアを獲得する)も21・51%で2位。“何かを起こす魅力”が存在する気がする。
posted by さき at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるニュース

2008年11月20日

球けっちゃった…遼クン「情けないし、恥ずかしい」

ゴルフ・ダンロップフェニックストーナメント第1日(20日・宮崎フェニックスCC)−−ボギーをたたいた2番パー4での出来事を、石川遼は「あんなの初めて。情けないし、恥ずかしい」と、照れ笑いして振り返った。

 ことの次第はこうだ。第1打を右の林付近に打ち込むと、ボールの方に近づいた。頭の中は「次はどこに打てばいいか」の思いばかり。球の位置から注意がそれ、気づいた時には自分の球をけってしまっていた。「ボールは見えていたんですけど、松ぼっくりを踏んだかな、と思ったら……」。結局、1打罰が加わり、ボギーとなった。

 前半の14番パー4では、左の林に打ち込み、これが紛失球となり、打ち直してダブルボギーに。それでも、直後の15番パー4では、カラーから約10メートルの長い距離を沈めてバーディーを取ると、18番パー5では2オンさせてイーグルを奪った。出入りが激しいというよりも、本人の言う通り、「いろんな事が起きた一日」という表現がふさわしい。

 順位は34位だが、首位とはたった5打差。「今日ほど悪い日はないと思う。あと3日はいいゴルフをしたい」という言葉からは、立て直せるという自信が伝わってきた。
posted by さき at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴルフ