2008年05月29日

イチローも感心、松坂の異変に気づいていた城島

5回、松坂大輔が投球練習中に異変を訴えて降板。多くの人が、投球練習中に背中を痛めたと思った。地元記者らは、「ジョシュ・ベケットが、春のキャンプで腰を痛めたときと同じだ」とも話していた。

 しかし、その前の4回、ユニエスキー・ベタンコート遊撃手をピッチャーゴロに打ち取ったとき、松坂は右でん部付近を抑える仕草を見せている。それを覚えていた記者らは、「あそこか?」とささやきあったものの、城島健司に言わせれば「その前」だったと言う。「その前です(カイロのセカンド内野安打)。マウンドから降りたとき、キャッチャーからボールをもらうときにしてましたよ」。

 城島はそれをすぐに、イチローに伝えた。「イチさん、アイツ、ちょっとおかしいですね」。

 だからこそ5回裏、ネクストバッターズサークルで対戦を待っていたとき、松坂が降板してもイチローは驚かなかったよう。「『ひょっとして』ということは考えてましたから」。で、冒頭の「ジョー、よく見とんな」につながる。

 日頃から、投手のどんな異変にも目を光らせる城島ならではの観察眼だが、「大輔から打つヒットは、やっぱりうれしいなと思いました」と話したイチローは、やはりどこか寂しげでもあった。「普通に行けば、もう2回、最低1回は絶対(対戦が)あったわけですから、そこをやりたかった」。

 久々に対戦した印象を問われたとき、「今日は勝ったことです、僕らは。ワールドチャンピオンに勝ったこと」と直接的な感想はぼかした。しかし、プレーオフやワールドシリーズなど、松坂がくぐった修羅場をどんな形で感じたかと問えば、「今日はわからないけど、8の0(8勝0敗)というのは、それ(昨年の経験)がなかったら、ないんじゃないの。それぞれの内容は知らないけど、その結果だけ見れば」と、一定の評価を与えている。

 そういう中での対戦を、イチローは本当に楽しみにしていたはずである。攻略することで、チーム浮上のきっかけにもなれば――そんな思いもあったそう。「(松坂は)負けてないわけだし、そういうピッチャーから…まあ結局は勝てなかったけど、それでチームがちょっとというのは考えた」

 結局、イチロー対松坂の結果は、2打数2安打。マリナーズは、9回にサヨナラ勝ちした。

 しかし、松坂がアクシデントで降板するという予期せぬエンディングは、オチのない小話を聞いた後のよう。何より、松坂本人がそれを感じていることだろう。
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2008年05月27日

遼クン体力のなさ実感

男子ゴルフ:全米オープン日本地区最終予選>◇26日◇大阪・茨木CC西C(7102ヤード、パー72)◇36ホールストロークプレー◇出場12人
 石川遼(16=パナソニック)のアディダス全米オープン初出場は、来年以降に「持ち越し」となった。出場権を得た1位の2人から5打差の9位に終わり「もちろん悔しい。まだまだしょうがないのかな」と複雑な表情を浮かべた。
 勝負ゴルフカラーの赤のスラックスを着て、メジャー切符獲得を目指したが、前半18ホールの第1ラウンドで76をたたいたことが響いた。ナイキ後半18ホールは67と巻き返したが、36ホールの長丁場の戦いに疲れも感じた様子。「後半の17番のティーショットで、思ったより体も動かなかった。ナイキ体力のなさも感じたし、これもひとつの経験ですね」と話した。
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2008年05月20日

サザンオールスターズ

国民的人気バンドの活動休止発表は、あらゆる方面に大きな影響を及ぼした。

 株式市場もすぐさまに反応。アミューズ株は、出来高35万7400株で普段の10倍以上に。株価の終値は、前日比201円安の1819円と急落し、1月16日の年初来安値1870円を更新する結果に。一時は、前日比225円安の1795円まで値を下げる場面もあった。また、日本ビクター株も、前日から15円値を下げ230円に。これに対して、アミューズ広報部は「きょう一日の出来高、株価を見ると、きょうの報道のインパクトは大きかったと思います。ただ一過性のものだと思っています」とコメントした。

 一方で、日本ビクターには、販売店からCDのバックオーダーが殺到。こちらは大盛況で、通常数件か数十件という企画アルバム4作品「バラッド ’77〜’82」、「バラッド2 ’83〜’86」、「海のYeah!」、「バラッド3〜the album of LOVE〜」の合計オーダーが、この日だけで数千件にも上った。シングルやオリジナルアルバムのオーダーも急増しており、「普段じゃあり得ないこと」(関係者)と、予想を上回る反響に驚きを隠せない様子だった。

 この日、ホームページ(HP)上で正式に活動休止を表明したサザン。HPには、アクセスが殺到した模様で、関係者は「HPは(一日の)過去最高のアクセスを数えたのではないか」と話している。なお、ファンクラブ、レコード会社に複数の問い合わせがあったが、大半は「具体的にどのくらいの期間、活動休止するのか」という内容で、大きな混乱はなかった。

 あるゆる方面に絶大な影響力を持つサザン。活動休止はすでに社会現象になっている
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2008年05月06日

ニック・プライス(ジンバブエ)がまさかの自滅

現地時間4日、同ツアーのフェデックス・キンコーズ・クラシックはテキサス州オースティンのザ・ヒルズCCを舞台に最終ラウンドを行った。2打差単独首位でスタートしたプライスは、ゴルフ14番まで2バーディ、1ボギーと順調にプレー。同ツアー初優勝は決まりかと思われたが、15番パー4で第2打を林に打ち込んでダブルボギーを叩いた。続く16番パー3でもティーショットが池に捕まり、ナイキ連続ダブルボギー。一気に通算9アンダーまで転落した。

 一方、ワトソンはこの日6つのバーディを奪い、3アンダー69でラウンド。通算10アンダーでホールアウトし、アディダス2位タイのプライスらと1打差で、「決してあきらめなかった」というワトソンが粘り勝ちした。

 他には、プライスと並ぶ2位タイにスコット・ホーク(米)、ティム・シンプソン(米)が入った。通算8アンダー5位にローレン・ロバーツ(米)。トム・カイト(米)は通算2オーバー35位タイに終わっている。

 日本勢は青木功が9オーバー81、倉本昌弘が7オーバー79とスコアを崩した。共に通算15オーバー71位タイで大会を終了した。
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